イギリスで3歳のエマちゃんという女の子が電話で救急車を呼び、話題になっています。
ある日、エマちゃんの妊娠中の母親が階段から落ちてしまい、動けない状態になってしまいました。その時、エマちゃんは999に救急電話を掛けたのです。
オペレーターの「どうしましたか?」の問い掛けに対し、「ママが階段から落ちたの。赤ちゃんもいるの。」と状況説明をするエマちゃん。
さらに、「ママは呼吸している?」の質問にも「はい。」と答え、「赤ちゃんはどこ?」と聞かれると「ママのお腹の中にいるの。」と、次々と聞かれる質問に瞬時に答えます。
オペレーターは、救急車が到着するまで電話を切らずにいるようにエマちゃんに伝え、母親の様子をエマちゃんに聞き続けます。
母親は意識不明の状態だったのですが、エマちゃんのお蔭で無事に病院に搬送され、その後、赤ちゃんも出産することができました。
実際のオペレーターとエマちゃんの電話での会話は、こちらからも日本語字幕付きで聞くことが出来ます。
オペレーターは、後にエマちゃんが3歳であることを知り、驚いています。
3歳と言うと、大人と会話ができる年齢ではあります。
しかし、目の前で母親がぐったりしている状況で泣きじゃくることもなく、
999に電話をし、冷静に質問に的確に答えられる年齢でしょうか。
大人である筆者が同じ状況にいたら、恐らく声が震えて動揺し、上手く話せないでしょう。このエマちゃんの勇気ある行動には感動させられますね。
いつまでも頭を撫でて「よく頑張ったね!偉いね!」と言ってあげたいです。