学校の色々な設備管理や掃除を担当する用務員のパットンさんは、教師だけでなく生徒からも信頼の厚い存在です。彼は、仕事はもちろんのこと、教師や生徒たちに気さくに声を掛け笑顔にしてくれるのだそうです。その姿は、まるで父親のようだと教師も絶賛しています。
そんな彼に日頃の感謝を伝えるために、学校全体でサプライズを仕掛けることにしました。教師の一人が「体育館にものをこぼしてしまったから、来てくれますか。」とパットンさんを呼び出します。何も知らないパットンさんは、掃除用具を持って体育館へ-すると、そこには彼を歓迎する全校生徒と教師たちの姿が。
その大きな歓声だけで、パットンさんは思わず涙してしまいます。感謝の証として、パットンさんに1000ドルが授与されました。
生徒たちは「彼は泣いてたと思うよ!」「彼は本当にびっくりしてた!」と、サプライズ大成功にご満悦の様子です。
パットンさんは、「とてもいい気分だよ。自分の仕事に誇りが持てた。愛が何かって?これが愛だよ。」と、とても感激しているようですね。
子供たちと教師を陰で支えるパットンさんですが、彼の存在はとても大きく、彼のお蔭でみんなが気持ちよく学校生活が送れているのが分かります。このサプライズを機に、パットンさんと生徒、教師の関係は更に深いものになったのではないでしょうか。