お父さんとドライブをしているジャクソン君は、後部座席で泣いています。愚図っている訳ではありません。どうやら、お父さんが流している曲を聞いて自分の世界に入ってしまったようです。
お父さんが、「曲変えようか?それともこれがいいの?」と尋ねると、ジャクソン君は「これがいい」と答えます。それでもすすり泣くジャクソン君をお父さんは心配し、「本当に大丈夫なら、親指を立ててオッケーサインをして」と言います。すると、ジャクソン君は泣き顔のままオッケーサインを出します。
この曲は、A Great Big WorldにChristina Aguileraがフィーチャリングした”Say Something”という別れをテーマにした大人のバラードです。このような大人の曲に4歳の子が酔いしれ、涙しながらまだ聞きたいと訴える程の感受性豊かな姿に感動します。
子供だからと言って、子供に理解しやすい童謡ばかりを聞かせるのではなく、ヒップホップやバラード、悲しい歌や嬉しい歌、様々な音楽を聞かせることで、子供の感受性は成長するのかなと考えさせられた映像でした。