動画に登場するのは、小学校教師のジョディさんと1年生のナターシャちゃん、そして、そのおばあちゃんです。ナターシャちゃんは腎不全を患っており、腎臓の移植手術が必要なのですが、まだドナーが見つかっていません。
ある日、ジョディさんは、ナターシャちゃんのおばあちゃんを学校に呼び出します。ジョディさんは以前、ナターシャちゃんを受け持ったことがあります。おばあちゃんは、てっきり孫が何かしでかしたのではないかと思っていたようです。
しかし、ジョディさんはおばあちゃんに「今日は、可愛いお孫さんにプレゼントがあるのです。」とピンクの箱を差し出します。包みを開け、箱の底に入れられたメッセージを見て、おばあちゃんは驚きのあまり涙が止まらなくなります。
その紙には、”It’s a match.”(適合します)と、ジョディさんの腎臓がナターシャちゃんのものにマッチするという意のメッセージが書かれていたのです。そして、今度はナターシャちゃんを呼び出し、プレゼントの箱を開けてもらいます。
メッセージを見たナターシャちゃんは、すぐに「ありがとう」とジョディさんにハグをするのですが、メッセージの意味は分かっていない様子です。
ジョディさんがその意味を説明すると、再びジョディさんにハグをします。
ナターシャちゃんは、この動画が撮影された1か月後の2016年4月に移植手術を受ける予定になっています。移植をする側のジョディさんの術後の体調も心配される中、先生が一人の生徒のためにここまで体を張るなんて、とても勇気のいる行動です。
今後の2人の関係は、ナターシャちゃんが卒業してからも一生深い絆で結ばれることでしょう。