クッパにつかまったようせい姫を助けるため「ようせいの国」を冒険する3Dワールドと、クッパJrと一緒に「ネコの国」を冒険するフューリーワールドの2本がセットになったこのソフト。
フューリーワールドのボリュームはそれほどなく、メインはWiiU版の移植である3Dワールドです。
操作性の異なるマリオ、ルイージ、ピーチ、キノピオから好みのキャラを選び、ステージクリアをめざします。
本作のウリである4人同時プレイですが、協力しないといけない場面もあるものの、ステージクリア後にはそれぞれのスコアが順位付きで表示されるため競争になりやすいです。
また、先頭にいるキャラの視点で画面が勝手に動いていくため、自分のキャラが後方で敵を倒していると見えなくなってそのままやられてしまったり、アイテムをとろうとしていても強制移動させられたりと操作性にイラっとする場面が多々あります。
そんないくつかの不満点を補ってゲームを楽しめるようにしているのが無敵になれる「しろたぬきマリオ」の存在です。
同じコースで何度も失敗すると変身できるようになり、そのコースをプレイ中は無制限、ボス戦でも使用可能です。
小学3年生と年長の我が家の子供もこの救済のおかげでなんとかほとんどのコースを2人だけクリアできています。
ギミックも簡単なものから少し考えないといけないものまでさまざまな難易度のものがバランスよく大量に配置されています。
隠されたアイテムの場所や先述したギミックの仕組みが説明がなくてもわかる絶妙な塩梅で、子供が夢中になるのもうなずけます。
友達が遊びに来ると、まずこのゲームをプレイしていることが多いです。
一方のフューリーワールドは、敵を誘導したりする必要性があったりと難しいのでアクション慣れした大人向けだと感じました。
一定時間ごとにクッパが現れると、嵐が吹き荒れ画面が暗くなるので小さい子がおびえたこともあり、我が家ではまだほぼ手付かずの状態です。