『モンスターハンターワールド』は、カプコンが発売しているモンスターハンターシリーズのゲームです。
操虫棍(そうちゅうこん)はモンスターハンターシリーズに登場する武器のひとつで、短槍と虫を操り戦うという変わった武器です。
武器としてはMH4からの登場ということでシリーズとしては新しい武器ですが、新武器は弱いというMHシリーズの扱いを覆す最初から強い武器でした。
モンスターハンターワールドからは、様々な武器の操作方法や扱い方が変更され、操虫棍も戦い方が変わりました。
◆乗りに特化された優遇された新武器の登場
モンスターハンターワールド(MHW)は2018年にカプコンから発売された新しいモンスターハンターシリーズです。
1つのフィールドに複数のモンスターが出現したり、モンスターの生態を研究したりすることがテーマのひとつになっています。
操虫棍という武器はMHWにも登場しますが、登場したのはMH4とMHシリーズの中では新しい武器です。
MH4から登場した乗りという新システムに対応した武器で、単独で空中にジャンプをして乗りを行う武器として注目を浴びました。
操虫棍自体はジャンプ攻撃により乗りが狙えるだけではなく、虫を操りモンスターに攻撃するとともにエキスを回収し自分を強化しながら自らも殴って戦うという武器です。
赤のエキスにより攻撃力と手数を強化し、白により移動速度、オレンジによりスーパーアーマー効果を得られるというもので、全色のエキスを入手することでさらなる強化が可能です。
近距離から遠距離、乗りまですべて操虫棍で出来たため、武器はこれ一つアレばいいというMH4時代でしたが、MHX時代からは「エリアルスタイル」の登場でほぼすべての武器で乗りが狙えるようになり、乗りに以降するための乗り攻撃の蓄積値の上昇や、モンスターに乗りにたいする耐性がついてしまったため、操虫棍だけで戦えるという時代は終わってしまった。
さらにエキスの強化ボーナスも弱体化されてしまう。
しかし、弱い武器というわけではなくDPSの面ではやはり全武器中でも上位の武器になっている。
◆MHWでは空中攻撃が強化され、空中戦がさらに楽しくなった
MHWでも操虫棍は登場し、他の武器と同じように操作方法や戦い方が変更されました。
特に空中で行えるアクションは空中でさらにジャンプができるようになる空中回避、ジャンプ中に錐揉み回転をしながら敵に突っ込むジャンプ突進斬り、さらに空中攻撃を当てた状態からさらにジャンプが可能になる舞踏跳躍が追加され、スタミナが切れるまでずっと空中攻撃を行うことが可能になった。
エキスに関してはMHX時代よりも効果が薄くなってしまっているが、エキスを回収しやすくなっており常にエキスを回収している状態を維持しながら戦うのが基本になっている。
猟虫は、パワーとスピード、回復の3種類に変更され、成長や進化には専用の素材は必要なくなり通常の素材でも成長させることが可能になった。
猟虫に自動攻撃させることで、猟虫粉塵というものが撒かれるようになり、それをほかのプレイヤーが攻撃したり、スリンガーで撃つことで爆発しモンスターにダメージを与えたり味方を回復させたりする効果を発動させることが可能。
MHWでは全体的に切れ味が落ちやすいため、手数の多い操虫棍は切れ味に対しての対策が必要になってくる。