アメリカの電池メーカー「デュラセル」の実話に基づいた感動CMです。
ある日、父親の赴任先から少女にテディベアが送られてきます。テディベアには「僕を抱きしめて」と書いてあり、少女が抱くたびに「愛してるよ」と父親が録音した声が聞こえます。寝る時も学校へ行くときも、少女はテディベアと一緒です。
少女がお絵かきをしていると、何やら母親と父親が話している声がします。少女は声の元へ走りますが、そこにはテレビ電話越しの父親と会話をする母親がいるだけでした。少女はがっかりし、立ち去ります。
そして、後日、自分の目の前にいるテディベアが「愛してるよ」と勝手に喋りだします。驚いた少女が後ろを振り返ると、そこには兵役から戻った父親の姿が!父と娘の感動の再会です。
少女は父に触れたいのをずっと我慢していたことが分かりますが、それを悲しそうに見守る母親の姿にもグッときますね。娘の悲しい表情を見るのは辛いですし、自分にはどうすることもできないもどかしさが伝わってきます。
軍事関係の仕事を持つ家庭は、寂しい時間が普通よりは長いのかもしれません。しかし、家族みんなが一緒にいられる時間をとても貴重なものとして、有意義に過ごしていることでしょう。