1匹の身寄りの無いゴールデンレトリバーがいると通報を受けてから5日後、動物保護団体のスタッフがやっと彼女を見つけました。
近くを走る電車の音に怯え、どんどん床下の奥へ奥へと入っていってしまったクララベル。。。ロープを首にかけて引っ張り出そうとしますが、クララベルはパニックになって暴れ、まるで人間がするような悲しい表情をします。過去に何か怖い思いをしたのか、前足で目の辺りを覆います。
スタッフが少しずつクララベルに近づき、優しく彼女の鼻筋をなでると、安心したのか力が抜けたのか、ぴたりと動きが止まります。クララベルはゆっくりと外に引っ張り出され、ついにスタッフと寄り添うことが出来ました。
その後、彼女は無事に里親の元で幸せに暮らし、元気な彼女本来の姿を取り戻しています。過去に何があったか分からない、酷く傷心した生き物も、たくさんの愛情を注ぐことで再び幸せな生活を取り戻すことができます。新しくペットを飼いたいと考えている方は、是非一度、身寄りの無い犬猫などの譲渡会を訪れてみてください。