「えっ、なんでアンタがいるの?!」
野球選手を使ったドッキリが、全米で話題となりました。
その野球選手とは、2014年にヤンキースからマリナーズに移籍したロビンソン・カノー選手。
10年で20億8000万ドル(約240億円)という超大型契約を結んだために、
「お金のために移籍した!」と批判されます。
そんなカノー選手が所属するマリナーズが、ヤンキースのホームに乗り込むことに。カノー選手が移籍後、初めての「再開」です。当然ヤンキースファンは快く思っていません。
用意されたカノー選手の顔写真に向け、ブーイングを飛ばし、言いたい放題のヤンキースファン。
「この金の亡者め!」
「カノー、お前は歓迎されてないぜ。ここニューヨークに、お前が戻ってくる場所はない」
言いたいことを言ってスッキリするヤンキースファン。
「さぁ、もう一度ブーイングしてみて下さい!」
レポーターに煽られてもう一度ブーイングしようと、カノー選手の顔写真に目を向けます。
するとそこには、さっきまでいなかったかノー選手本人がいるではありませんか。
散々ブーイングされたカノー選手と、散々ブーイングしたファンの人たち。
取っ組み合いのケンカになるに違いない…と思いきや、なんと固い握手を交わすではありませんか。
「ロビンソン、よく帰ってきたね。ニューヨークにようこそ」
ついさっきまでボロクソに言っていたファンは、少し驚きつつも、カノー選手の「帰還」を歓迎します。
ブーイングされても怒らなかったカノー選手の器の大きさや、ファンのリアクション…
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