ゲビン君は、生後4か月の頃に病気で完全な盲目であることが判明し、4歳で既に杖で歩く練習をしています。真っ暗な世界で音だけを頼りに動かなければならない、4歳ともなると恐怖感もあるはずです。
そして、ゲビン君は歩く道がどれだけの幅なのか、段差とはどういうものなのか、何もかも全く見たこともなければ経験したこともないので、危険を予測しながら歩くということもできません。4歳と言えば、体操、水泳、ピアノなど、色々な習い事を考え始める親御さんも多いかと思います。
しかし、ゲビン君のウォーキングの練習は、本人にとっても母親にとっても、どんな習い事よりも相当な努力と忍耐が必要とされます。そんなゲビン君と母親の姿を見ると、勇気が貰えますよ。