水性ペンで書いた絵の端をうっかり水分で濡らしてしまって色がぼやけてしまったことはありませんか?ぼやけてしまった色にいろんな色をみたことがあるかもしれません。それではペンの色について色を分ける実験をしてみましょう。
使うのは水性ペン、水をよく通すコーヒーフィルターやキッチンペーパーまたはティッシュ、ビーカー、水、ビーカーの上における棒を用意します。まず、細長く切ったコーヒーフィルターやキッチンペーパーなどペンの色の数だけ用意します。
下から一センチほどの場所に水性ペンでマーキングしておきます。この用紙を棒に取り付けビーカーの上にセットします。ビーカーの中に水を入れ少しずつ水を吸い込ませる高さに調節します。紙が水を吸い上げ始めたら観察しましょう。
水を吸い上げ始めるとそれぞれのペンの色は混ざっている色に応じて、水に乗って移動しやすい色の部分は移動して遠くまで運ばれます。その際、色が分かれていきます。こうして色を分けてみると、例えば黒はいろんな色を混ぜて黒にしていることがわかります。
水性ペンでも違う会社の物はどんな色の配分になっているかを比べてみましょう。
参考サイト
http://www.mirai-kougaku.jp/laboratory/pages/160107.php
水性ペンの色を分けて、きれいな花を咲かせよう!|おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)|国立大学54工学系学部HP