大食いしてソファでゴロゴロ、友達と遊び呆けて朝帰り。
そんなだらしない息子に、厳しい目を向ける父親。
ついに、父親が息子に「出ていけ!」と怒号を浴びせます。
そして、仕事を見つけ真面目に働く息子に悪運が訪れます。
仕事中の大怪我で両足が不自由になり、車いすで生活を送ることに。
ヘラヘラと遊び呆けて過ごしていた息子からは笑顔が消え、涙を流す日々。
ここから父親と息子の感動の物語が始まります。
反抗期で、父親や母親がうっとおしい時期ってありますよね。
だけど、私は子供を産んでから気付いたんです。
母は毎日寝不足で私を育ててくれ、数時間おきにミルクを飲ませ、おむつを替え。そんな中で家事もして、ようやくご飯を食べられると思ったら、また私が泣いて起き。
自分の時間なんてない中、私を苦労して育ててくれたんだと気付きました。
反抗期に、父と母に憎たらしい言葉遣いをしたこと、それでもいつも私の見方でいてくれたことを大人になって思い出し、反抗した頃の自分に後悔しました。
だけど、まだ遅くはありません。
自分と親が生きている限り、いくらでも埋め合わせはできます。
料理を作ってあげたり、旅行をプレゼントしたり、小さなことから大きなことまで恩返しができます。
あなたは、お父さんやお母さんへ恩返しはしていますか。
また、現在反抗期真っ最中の皆さん、昔のアルバムを引っ張り出してみませんか。
あなたが今生きているということ、それは、お父さんやお母さん、そして周りの人に愛されてきたという証拠です。
言葉で伝えるのが照れくさければ、お風呂を洗ったりお皿を洗ったり、ひっそりと何かお手伝いをすることでも思いは伝わると思いますよ。