ダウンロードやインストールが不要、インターネット環境があれば無料で気軽に楽しめるブラウザゲーム。中には暑い季節にもってこいの、『超怖い』ゲームもたくさんあります。そんな、見も凍るような恐怖のゲームを紹介しましょう。
■こ~こはど~この箱庭じゃ?
http://www.geocities.jp/usyhr/hakoniwa/
公開されたのはすでに10年以上も前になりますが、今だに人気の高いタイトルです。一見、どこにでもある個人の日記サイト。プレイヤーがアクセスすると、それはちょうど10000人目のキリ番。他にアクセスしているサイトの常連たちからもメッセージが寄せられますが、やがて……。
サイトのトップページと日記や掲示板のページを行き来することで徐々にサイトがおかしくなっていきます。メッセージが異様になってきたり、写真が消えたりするのはなかなか精神的に来るものがあります。そして最後に行き着いた結論とは……?
■ひとりかくれんぼ
http://2nd.geocities.jp/nbsk_mirror/Kimera/hitori-online.html
数年前、『2ちゃんねる』を中心に広まったネットロア(ネットで拡散する都市伝説)『ひとりかくれんぼ』。ぬいぐるみを用いて行う、その降霊の儀式がネット掲示板で話題となり、実際に検証をおこなった読者から次々と怪奇現象の報告がアップされたことから爆発的な話題を呼びました。
このゲームはその『ひとりかくれんぼ』をノベルゲーム化したもの。フルボイスと音楽が雰囲気を盛り上げます。かなり怖いです。
■腐った金魚のうめき声が聞こえる
http://www.geocities.jp/buruton2000/pirobungei.html
数年前、ニコニコ動画やYouTubeである動画が話題になりました。
存在しないユーザーネームの動画を表示しようとすると画面に異様な変化が起きて、不気味な映像が流れるというもので、その形容しがたい内容に恐怖を覚えた視聴者が続出しました。
その動画の制作者であるフラッシュムービー作家、ぴろぴと氏が制作したのがこの「腐った金魚の呻き声が聞こえる」です。ノベル風の画面で展開する分岐のないストーリーであまりゲームらしさは感じられませんが、その真の恐怖は何度も繰り返し読み返すことでわかります。じわじわと迫ってくるような恐怖感をお楽しみください。
■The HOUSE
http://www.gamedesign.jp/flash/thehouse/thehouse.html
公開当時、そのあまりに恐ろしい内容で話題を呼んだ作品。
廃墟と化した家の中を探索するプレイヤーの前で、次々と恐ろしい怪奇現象がおこります。
このゲームを制作したのはタイの人ですが、日本語ローカライズされているので問題ありません。ただし、あまりに恐ろしい内容からPG-13の年齢がかかっていますのでご注意を。