昨今、ゲームキャラクターが他業種とコラボするケースは珍しくなくなってきましたが、2016年1月初頭、ファッションブランド「ルイ・ヴィトン」が自社の広告モデルとしてスクウェア・エニックスのRPG「ファイナルファンタジー」のヒロイン「ライトニング」が起用されたことは大きな話題を呼びました。
さらに、広告モデルに起用されたことについて、「彼女自身」がインタビューに答えています。
■2016年春夏コレクションの新広告キャンペーン「SERIES 4」のモデル
「ライトニング」がモデルとして起用されたのは、ルイ・ヴィトンが2016年の春夏コレきション用に展開する広告キャンペーン「SERIES 4」です。
このコラボレーションはルイ・ヴィトンの追求する「伝統を守りながらもつねに革新を追求し、世界最高の品質を実現する」姿勢が、ファイナルファンタジー13のヒロイン、ライトニングに共通するということから実現したということです。
広告に採用されているライトニングのポーズやアクションは、すべてルイ・ヴィトンのプロデュースに基いて作成されており、2016年1月から世界各国で発売される雑誌の広告やプロモーションビデオに使用されるということです。
Louis Vuitton Presents Series 4: Lightning: A Virtual Heroine by Square Enix - YouTube
■ファッションブランドの広告に起用されたことに、ライトニング本人が答える
英国のニュースサイトTelegraphに、「ライトニング」本人に対するインタビュー記事が掲載されています。
‘I am proud to be chosen’: Final Fantasy character Lightning being welcomed into the Louis Vuitton ‘family’, all the latest styles | Fashion
http://www.telegraph.co.uk/fashion/people/final-fantasy-character-lightning-on-starring-in-louis-vuitton-c/
今までに身につけたことのないファッションに対する彼女の感想は、
「彼のスタイルは私にとって新しいものだけど、彼のコレクションを見た瞬間、落雷に撃たれたような気持ちだった。これは人を変えるものだってすぐ分かった。私を変えるものだと」
と、答え、自分がウィル・スミスの息子であるジェイデン・スミスとともにモデルに起用されたことには「光栄以外の何者でもありません」と答えつつ、自身の座右の銘を使ってこうも答えています。
「いつかは同じ舞台に立ちたい。私は諦めたりしない、強さの一つは"経験"なのだから」