PlayStationクラシックはSIE(ソニーインタラクティブエンタテインメント)より発売されたゲーム機です。
任天堂から発売された、ミニファミコン、ミニスーパーファミコンに続けとばかりに小型化されたゲームハードが発売されていますが、ソニーからはPlayStationが発売されました。ハードにはどんなゲームソフトが内蔵されており、どんな性能のハードなのか調べてみました。
◆20本ものPlayStationのゲームソフトが内蔵。
PlayStationClassic(プレイステーションクラシック)は、SIEから2018年に世界同時発売されたゲーム機です。1994年に発売されたプレイステーションの外見を小型化したような感じで、ゲームソフトが20本内蔵されており、HDMIでディスプレイに出力することが可能です。
内蔵されているゲームには、海外版と国内版で違いがあり、国内では
アークザラッド
アークザラッド2
アーマードコア
リッジレーサー4
IQ
グラディウス外伝
XI
サガフロンティア
Gダライアス
ジャンピングフラッシュ
スーパーパズルファイター2X
鉄拳3
闘神伝
バイオハザードディレクターズカット
パラサイト・イヴ
ファイナルファンタジー7インターナショナル
ミスタードリラー
女神異聞録ペルソナ
メタルギアソリッド
ワイルドアームズ
の20本のゲームソフトが収録されており、海外版ではアークザラッドなどは無いがグランド・セフト・オートなどが収録されているそうです。
◆内蔵品と性能
プレイステーションクラシックの本体以外にはコントローラーが2つとHDMIケーブル、USBマイクロBケーブルが付属してきます。コントローラーは、USB接続になっており有線で接続するようになっているが、アナログスティックはついていない初期型のコントローラーなので、アナログスティックに慣れてしまっている人は、慣れるまでは大変そう。
電源は、USBマイクロケーブルで確保するのだが、USBのアダプタは付いていないのでスマートフォンの充電や別のUSBに接続して電源を確保する必要がある。
肝心の性能だが、グラフィックは当時のままのグラフィックで今風になっているわけではないのでカクカクのポリゴンだ。
また、当時を再現してなのか、内蔵ゲームなのにロードが長かったり、メニューを開くまでのレスポンスが悪かったりと当時とまったく同じような感じで、現在のゲームになれてしまっているとストレスを感じるかもしれない。
メモリーカードは、各ゲームに1つという感じで15ブロックずつ使えるが、データの引き継ぎなどがあるアークザラッドでは1と2で15ブロックを使う感じだった。そのため、メタルギアソリッドでお馴染みのサイコマンティスのシーンではメモリーカードネタは見れない部分もあるし、コントローラーもバイブにならない。
ゲームソフト毎に中断データが1つ作れるのでどこでもゲームをやめれるし再開することもできる。
価格を考えればそれなりのコスパではあるが、ゲームをプレイする目的であればプレイステーション3のゲームアーカイブズを利用するというのも手だ。こちらもゲームをダウンロードして遊ぶことができるので、プレイステーション3があればゲームアーカイブズでもいいかなって感じでした。