スノークィーン3
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スノークィーン3は、最初にパネルがあらわれるときの演出がちょっぴりカッコイイですので、ぜひプレイしてほしいです。そのスノークィーン3ですが、パネルを3つそろえて消し、パネルとパネルの間に挟まっているすべてのカケラを一番下に落としていくパズルゲームとなります。
雪の女王が凍らせた世界。そしてプレイヤーは、パズルをクリアしてそのお城の頂上部分を溶かしていく……など、パズルゲームにしては面白いストーリー設定もあるのも特徴です。
ちなみに、落としたカケラをそろえるとステージごとになんらかの絵柄になります。その絵柄がそろうのを眺めていくのはすごくわくわくしました。たとえば、一つ一つではよくわからなかったカケラの絵柄たちが、すべて集まることで蝶の形などになっていくのです。絵合わせをしているみたいで、パネル消しと同じぐらいカケラをそろえるのが楽しみになりました。
そして、スノークィーン3の中で最もおすすめできる部分は、そのカケラの種類がたくさん用意されていることです。なんと総勢25種類ものカケラがそろうのです!飽きることのないゲームでした。
さらに、消していくパネルも見ていても面白かったです。よ~くパネルの絵柄を見ると、それぞれのパネルの中に透明で不思議なイラストがうっすら描かれているからです。
ところどころに描かれている人物のイラストも、ファンタジーでかわいいですよ。いえ、かわいいというよりは「美しい」のです。そして「大人っぽい」のです!ちょっとドキドキしちゃいます。
また、全体が青系の色で描かれているからでしょうか?画面を見ると寒くなってくるのですよね。だんだんゲームの中の雪の世界にいるような気分になっていきました。落ちついてゆっくりとしたBGMも、ゲームの雰囲気に合っていてよかったです。
スノークィーン3は、パズルゲームなのにその世界観にも力が入っているゲームでした。パズル+雰囲気で一つのゲームといえるでしょう。
ゲームシステムでのいい点としては、パネルを消している間、また別のパネルを同時進行で消せにいけることです。パネルがそろったときに、消え終わるまで待つ必要がないのです。ゲーム画面を見ればわかるのですが、かなりの量のパネルがあります。なので、つぎつぎと別の場所を狙いにいけるのは制限時間つきゲームとしては安心してプレイできる点でした。
ちなみに、途中で消すところがわからなくなった場合は、放っておくと、妖精さんがヒントをくれます。上側のパネルを消すヒントが多いのですが、本当にわからなくなったら、しばらく放置してみるのも一つの手です。しかも、この妖精さんかわいいので、たまにゲームプレイ中に目がそちらへいってしまう気になる存在でした。
簡単な攻略としては、関係ない上側の場所のパネルもたまに消していくことで、下のほうに目的のパネルを移動させることも、大事になってきます。しかし、だいたいはこの画面の下半分で勝負することになると思います。
途中まではどんどん消せるので簡単なのですが、ギリギリ一番下に近いところになってくると、ちょっとだけ工夫しないとカケラを落とすのが難しくなってきます。ここからが勝負だ!と気合が入りました。
そもそも一番下あたりは、構造上そろいにくいのです。いかにこの最終点をふんばるかがクリアへの鍵となります。なので、頭もけっこう使いました。
このゲームは、アニメや絵本のようなファンタジーな世界の中で、くり広げられるパズルゲームです。25ステージと、けっこう長い間においてパズルゲーム自体が楽しめます。しかし、クリアするごとに氷で閉じ込められていた城の頂上部分が解けていくなど、アニメのストーリーを追っていくかのようにステージを楽しむことができるのです。
スノークィーン3は、幼い頃、魔法に憧れたことのある人ならきっとその世界にハマっていくと思いました!