ファンタシースターオンライン2はセガゲームスが運営しているパソコンとPlayStation4向けのオンラインゲームです。
ファンタシースターシリーズはいままでもオンラインゲームとしてのサービスをしていましたが、パソコン向けでサービスを開始していたパンタシースターオンライン2はサービス開始5年目を迎えました。
いままでのシリーズよりも長くサービスを続けていますが、ゲームを続けていくならではの問題点を抱えているようです。
◆新たなるエピソードの開始と供に5年目を迎えるPSO2
ファンタシースターオンライン2(PSO2)はセガゲームスが2012年から開発と運営を行っているパソコンとPlayStation4で遊ぶことができるオンラインRPGです。
基本はTPS視点で、大型のモンスターと戦うアクションゲームで、クエストを受注してクエストの目的を達成することでクエストをクリアしていくゲームです。
大きく分けて近接クラス、遠距離クラス、テクニッククラスの3つに分かれており、それぞれのクラスによって使える武器が異なり、武器ごとにフォトンアーツという攻撃スキルを使って戦います。
フォトンアーツは、クエスト中に出現するディスクのようなものを使用することで、覚えていき、高レベルのものを使用するとフォトンアーツのレベルも上昇していきます。
通常は最大で4人までのパーティですが、レイドボスと戦うクエストや緊急クエストといったクエストでは最大で12人のパーティで戦う事ができます。
2017年に新しいエピソードとなるエピソード5が実装され、ヒーローと呼ばれるクラスの実装とバスタークエストなどの大型のモンスターと戦うモードが追加されました。
◆PSO2がサービス開始5年目でかかえる課題と問題点
サービス開始でエピソード5を迎えるファンタシースターオンライン2ですが、ヒーローの実装と供に、いろいろなバランス調整などが行われましたが、そのバランス調整と不具合によってユーザーからは非難の声があがっています。
新しく実装したクラスの「ヒーロー」は現状のクラスの上位のクラスにあたるクラスで近距離攻撃と遠距離攻撃が可能なクラスです。
しかし、ヒーロー実装に伴い、今までのクラスのフォトンアーツなどが下方修正されたため、ヒーローだけが強いという現状になってしまい、他のクラスを楽しんでいるユーザーからは自分の遊びたいクラスで遊びにくくなったといった苦情が相次ぎました。
運営側の予定としては、ヒーローの実装に伴い、みんなでヒーローを楽しんでほしいと思っていたそうですが、
ユーザーの苦情の声を聞き、ヒーロー以外のクラスのバランス調整を行っていく予定に変更をすることになりました。
ヒーローの実装と他クラスの下方修正以外にもダークブラストといった一時的に変身を行い強化されるといったシステムでしたが、これもユーザーからは苦情が相次ぎました。
運営としては、これまでのファンタシースターオンラインシリーズであったナノブラストと呼ばれる変身スキルがあったので、PSO2のユーザーにも受け入れているものだと思っていたそうですが、実際は容姿が変わってしまうということで大きな抵抗があったようです。
PSO2は見た目を大きく変更させることができて、自分のキャラクターに愛情を注ぎやすいゲームです。
そのためダークブラストによって見た目が変更してしまうことなどで拒否反応が出てしまっていたようです。
5年の月日の経過に伴いマンネリ化があったため、変化が必要と考えていた運営ですが、ユーザーはそのような急激な変化は求めていなかった事や、仮想をしていたユーザーと実際のユーザーの考えのズレの部分が大きかったと反省しているそうです。