ファイナルファンタジーⅫ(FF12)ザ ゾディアックエイジは、2007年に発売されたFF12インターナショナルゾディアックジョブシステムのシステムを改良し、さらに映像などをHD化したゲームソフトです。
FF12がリメイクするにあたり、いままで使っていたパッケージとは大きく変更され、天野善孝さんのイラストから吉田明彦氏が描いたものに変更されました。
このパッケージにつかわれているイラストには、FF12の人物の相関図のようなものを感じてもらえるようなイラストにしようと構図を考えたそうです。
◆何度も延期を行い発売されたFINAL FANTASY
FINAL FANTASY12は2006年にスクウェア・エニックスからPlayStation2向けのRPGとして発売されたゲームソフトです。
2007年には、インターナショナル版と、その後のストーリーを描いたFINAL FANTASY12レヴァナント・ウイングが発売されました。
2017年には、PlayStation4向けに映像がHD化され、システムを改良したFINAL FANTASY12 ザ ゾディアック エイジが発売されました。
FF12は、最初はFF11のPlayOnlineを利用した簡単なオンラインゲームとして開発をしていましたが、会社からFFを作って欲しいという依頼があったため、FF12に変更をしたそうです。
何度か延期をしていますが、元々はオンラインコンテンツだったためや、同じ世界観を持ったFINAL FANTASYTACTICSアドバンスとの兼ね合い、シナリオがきれいにまとまらなかったなどの理由で延期が続いたそうです。
更には開発中に、プロディーサー、ディレクター、シナリオを担当していた松野泰巳氏が病気を患ってしまったため、退社したことなども関係しているそうです。
◆新しいメインビジュアル
FF12ザ ゾディアック エイジのメインビジュアルは、吉田明彦氏が担当しています。
プロディーサーである、加藤弘彰氏から直接、吉田氏に頼んだそうで、世界観と登場人物の関係性がわかるようなイラストをお願いしたそうです。
相関図のようなイメージで構図をつくっているそうで、真ん中に主人公のヴァンを配置して、背後には物語に大きく関わっているジャッジマスターとバッシュを描いており、アーサー皇子の周りには親しい関係のパンネロやヴェイン、シドなどが配置されています。
バルフレアが、メインビジュアルで大きくかかれているのは、吉田氏のお気に入りのキャラクターだからそうです。