バイオハザードは、1996年に発売されて以来、全世界でシリーズ合計7000万本以上も売り上げている人気のゲームシリーズです。
日本ではあまり普及していなかった、ホラーというジャンルとアドベンチャーを組み合わせたバイオハザードは、ホラーとしての恐怖の部分を演出するためにスタッフは色々なこだわりで開発をしていったそうです。
◆期待されていない作品だったバイオハザード
バイオハザードは1996年にプレイステーションから発売されセガサターンやPS3やPSPのゲームアーカイブスで遊ぶことができるホラーアドベンチャーゲームです。
当時のカプコンは、ストリートファイターやロックマンなどの人気シリーズのゲームの開発に力を注いでおり、ベテランスタッフはこちらの開発スタッフとなっていました。
バイオハザードには、若手のスタッフや、実績の無いスタッフなどが集められていました。
◆ホラーゲームとしてのこだわりの演出
ホラーゲームとしての恐怖の部分を演出するために、ゾンビなどの怪物と戦うだけではなく、無言でゾンビが振り向く、アイテムを調べていると突然クローゼットから飛び出してくる、窓ガラスを割って突然侵入してくるゾンビ犬やカラスなど出現する方法なども恐怖を感じさせる演出になっています。
バイオハザードの操作方法は独特の操作方法は苦手な人も多いですが、あの操作方法も恐怖を演出するためのこだわりだそうです。
ゾンビなどの怪物に襲われた際に、うまく動けず、どうしよう、助けて!という恐怖感の演出だったそうです。
またカメラワークにもこだわりがあり、操作キャラクターの視点にこだわるという形ではなく、監視カメラのような定点カメラの視点にすることで、相手との距離感がわからない恐怖、カメラの外から迫ってくる恐怖、などが感じるようなこだわりがありました。
ゲームの設定としてのこだわりでは、アメリカの洋館を舞台にした映画のような作品だった事から、発売された当時は日本語ではなく英語に日本語訳がついているというスタイルにしたそうです。
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