かまいたちの夜は、チュンソフトが発売したスーパーファミコン用のゲームソフトです。
サウンドノベルというジャンルは、『弟切草』に引き続き2作目です。
かまいたちの夜を作成するにあたり、ミステリー作品を手がける作家も必要でしたが、その舞台となるペンションの存在も欠かせませんでした。
◆『弟切草』に続くチュンソフトの2作目のサウンドノベルゲーム
かまいたちの夜は1994年にチュンソフトから発売されたスーパーファミコン用のゲームです。
青色の半透明のシルエットが登場人物として登場するのが印象的です。
冬の雪山にあるペンションで起こる殺人事件の謎を解く事が目的で、エンディングが複数あるマルチエンディングシステムです。
最終的に、殺人事件の謎とは全然関係ない結末を迎える事もあり、どんなエンディングになるかわからないという楽しみがありました。
◆かまいたちの夜の舞台となったペンションは実在する
かまいたちの夜に登場するペンションの名前は『クヌルプ』といい、実はこのペンションは実際に存在するペンションです。
長野県の白馬村にあるペンションでかまいたちの夜のファンが利用するなど人気のペンションになっています。
かまいたちの夜は殺人事件が起こるということで、中々ペンションの取材や協力を得ることができず断られていましたが、クヌルプの管理人は、まだペンションを始めたばかりだったので、あまり深く考えていなかったという理由もあり快く協力してくれたそうです。
かまいたちの夜は、スマートフォンでも移植されており、スーパーファミコン版であったシルエットなどは無くなっていますが、実際の写真を背景に使っており、その中ではクヌルプの写真もたくさんつかわれています。
スーパーファミコン版の当時と殆ど変わらないペンションと周りの風景だったため、ピッタリのロケーションだったとスタッフも語っています。
興味のある人は新しくなったスマートフォン向けのかまいたちの夜をプレイしてみてはいかがでしょうか?
http://www.spike-chunsoft.co.jp/ssn-kama/