2017年1月13日、東京ビックサイトで「NintendoSwitchプレゼンテーション2017」が開催され、噂の任天堂次世代機「Nintendo Switch」の発売日と価格が発表されました。
■遂に秘密のヴェールを脱いだ「Nintendo Switch」
2016年、コンソールゲーム業界の話題の中心にあったのは、SONYのPlayStationVR、そして任天堂の次世代機「NX」でした。
「NX」はWiiUに代わる任天堂の次世代ゲーム機としてその存在こそ公表されてはいたものの、ゲーム機としての実体がどのようになるか、なかなか公表されなかった事から様々な憶測を呼びました。
2016年10月に任天堂は開発中の「NX」の正式名称が「Nintendo Switch」になること、2017年3月に発売を予定していることが発表されましたが、詳細スペックや開発中タイトルは具体的にはその時は公表されませんでした。
そして2017年1月13日、満を持して正式な発売日と価格が発表となりました。
■発売日は2017年3月3日。国内希望小売価格は29980円
「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」の席上で、Nintendo Switchの発売日と価格が発表、発売は2017年3月3日、価格は国内希望小売価格29980円（北米299.99ドル）です。
■セールスポイントその1『どこでも遊べるゲーム機』
NintendoSwitchは、タブレット状の本体とテレビへの接続・充電のためのドック、そしてJOYコンと呼ばれる専用コントローラーで構成されます。
Switchは、これまでの「据え置き機」「携帯機」というゲーム機の概念を破る、まったく新しいタイプのゲーム機です。
テレビに接続されたドックに格納することで、テレビの大画面を使って遊べる他、タブレット状の本体をドックから外してスタンドを使って立て、家の中のどこででもゲームすることが可能。
更にJOYコンを本体に装着して携帯ゲーム機として屋外で遊ぶことも可能です。
オンライン対戦に対応の他、最大8人までのアドホック対戦も可能と、まさに場所を選ばず、いつでも遊びたいところでゲームできるハードとなっています。
■セールスポイントその2『新しいゲームプレイを生み出すコントローラ「JOYコン」
Switchのもうひとつの特徴は、そのコントローラにあります。
『JOYコン』と呼ばれるそのコントローラは、左右一組、2つの本体で構成されます。
テレビで遊ぶときなどには、JOYコン2つを専用のグリップに装着し、ひとつのコントローラとして用います。
携帯機として外に持ち出す時は、JOYコンを本体左右にとりつけ、3DSのようなスタイルでプレイ可能、また、JOYコンひとつで遊ぶことも可能なので、その場にいる人に空いているJOYコンを渡して「おすそ分けプレイ」なんてこともできます。
JOYコンには加速度センサーや振動機能が備わり、VRに近い体感的なプレイも可能です。
JOYコンを両手に持って対戦するボクシング風の格闘アクション「ARMS」や、画面を見るのではなくJOYコンを使って他の人と直接コミュニケーションしながら遊べる「ワンツースイッチ」といった、独自性の高いタイトルが発売予定になっています。
■開発進行中のソフトは80本以上!! ゼルダ新作はローンチタイトルとして本体と同日発売!!
2017年1月の時点で、開発中となっているNintendo Switch用ソフトはトータルで80本以上とのことです。
なによりのビッグニュースは人気シリーズの最新作『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』が、本体と同時の2017年3月3日に発売される、ということでしょう。
他にも人気対戦シューターの続編「スプラトゥーン2」や、人気RPGシリーズ「真・女神転生」最新作が予定されているなど、注目作品が続々登場の予定です。
Nintendo Switchの展開から目が離せませんね。
