最も簡単に作れるチーズとしてよく知られているのがカッテチーズですが、その作り方にも科学のヒントが隠されています。それではカッテージチーズができる過程でわかる科学とはどんなことでしょうか？
まず牛乳、レモン汁、ガラスコップ2個、コーヒーフィルター、コーヒードリッパーを用意します。ガラスコップに牛乳を入れ、レモン汁をほんの数滴足します。混ぜていくと牛乳の中にぽろぽろとした塊ができます。
もう一つのガラスコップの上にコーヒーフィルターをいれたコーヒードリッパーをセットしておきます。ドリッパーに先ほどのぽろぽろとした塊のできた牛乳をいれてこします。こし終わったフィルターに残ったものがカッテージチーズです。
ではなぜカッテージチーズが牛乳とレモン汁でできるのでしょうか？
牛乳の中にはたんぱく質が含まれています。このたんぱく質は酸性の物に触れると固まるという性質があります。そのため、レモン汁を入れると酸に反応して固まってしまうのです。他にも酸性を示す液体でカッテージチーズを作ることができます。
参考サイト
http://www.j-milk.jp/tool/sozai/kyozai/kyozai02.html
実験！ミルクで科学｜教材・資料ダウンロード｜Jミルク
