市販に売っているごましおは、ごまと塩が実に均等に混ざっています。ここではゴマと塩を使ってごま塩をつくってみましょう。
市販のごま塩と、普通の塩、ごまを用意します。塩とごまを蓋のできる透明な容器に入れて振って混ぜます。ふってみると、市販のごま塩のように均等に混ぜにくいことが分かります。なぜ均等に混ぜることができないのでしょうか?
ごまと塩を一粒ずつを取り出して比べてみるとわかりますが、大きさと重さが違います。こういった違う大きさ、重さの粒は実は力によって振り分けられてしまいます。例えば砂利や砂が混ざったものを容器に入れ振り回していると、粒が小さい物が容器の底に沈むのに対し、大きな砂利は表面に残ってしまいます。水によってこういったものが運ばれる際にも同じように粒の大きさ、重さによって選り分けられてしまいます。
ではなぜ市販のごま塩は均等に混ぜることができているのでしょうか?
市販のごま塩は選り分けられてしまわないように、ゴマと塩の大きさや重さを均等にすることで上手に混ざるように仕向けています。一粒ずつ取り出してみて、自作のごま塩のごまと塩、市販のごま塩のごまと塩を比べてみましょう。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/recipe.php?contents_no=50885
ゴマと塩をまぜて、「ごま塩」をつくろう! |「科学に強い子を育てる」ワオ!科学実験ナビ